自宅では、日本の家庭料理がほとんどです。
新鮮で、無添加の素材を、できるだけ手をかけずに調理するのが好きな私です。
そういう私ですが、お料理番組は、日本のそれより海外の番組を好みます。
海
外のお料理番組は、食材と調味料を簡単に混ぜたり、焼いたり、炒めたりしてあっという間にできてしまいます。とにかく手早いのが魅力です。料理の先生とか
鉄人とかじゃなく、どこにでもおられるような主婦やお料理大好きご主人のといった感じの、ごく普通の人が出てきて、自慢の料理を作って見せてくれます。
「適当でいいのよ」「あなたにもできるのよ」「やってみるのが大切」「細かな匙加減はあなたの好みでいいのよ」という感じです。
自信が沸いてきて、自分でもやってみようという気になります。
自信は、自分を次の行動に駆り立てるための条件のような気がします。そういう意味で、海外のお料理番組は素敵だなぁと思います。
日本の番組の場合。
「塩小さじ一、しょうゆ大さじ1」「バター50g」とか「200度で20分」とかレシピを細かく教えてくれてとても役に立ちますし、勉強にもなりますが、ときには面倒に感じることないでしょうか?あるいは、自信を喪失することはありませんか?
応用の利く方は食材や調味料が足りなくても何とか応用できるのでしょうけど、時間がなく大雑把な私は途中で諦めてしまうことが多くなります。
日本の若い世代は、マニュアルなしにはなにもできないともいわれます。そういう意味では、日本の番組は日本人の気質にあっているのかも知れません。
レシピは重宝ですが、マニュアルとは違うんじゃないかとも思います。頼ってたら、いつまでも上達しないだけでなく、自分の味というものは確立できような気がしています。
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