ちぎりたての梅をいただいたのは5月29日のことでした。
祖母はいつも「毎日一粒食べると病気にならない」と申していました。90歳で他界するその日まで、病気らしい病気もせず、元気に暮らし、静かに息を引き取りました。祖母の教えを受け継いだ母も梅を漬けていましたので、OL時代は会社に持って行き、同僚たちに人気でした。 ふたりの影響を受けたのか、梅干が大好きです。 体にいいというだけでなら毎日は食べきれないと思いますが、祖母の漬けていた梅干も母が漬ける梅干も、姿形は不恰好でも、とっても美味しいのです。 市販品で酸っぱすぎず、しょっぱすぎない気に入った味にたどりつくのは難しいようです。「美味しい食べ物は健康に悪い」と警鐘されますが、みながみなそうではないですね。古来から日本には、健康にいい美味しい食べ物がたくさんあるのです。 私は健康的な味覚は身につきましたが、健康的な味をつくる技術がまだ体得できていません。 母が元気なうちに、きちんと受け継ぎたいと思っています。
と思いつつ、近くに住んでいる母の元に行く時間すらもなく、もらった梅を放置できず、試行錯誤でチャレンジすることになりました。
はてさて、どうなることやら。
つづきは、こちら「塩をまぶしたら.....」
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