私の宝物のイラストです。
この絵をみるたびに、あのときのことを思い出します。
自分の不甲斐なさが情けなくて、一生懸命に頑張っていただいた皆さんに申し訳なくて、半ば諦め、心底落ち込んで結果を待っていたときに、そばを離れず、何も言わず、後ろについてくれたのが有紀さんでした。
そういう私に、サラサラと一筆で描いてくれたのが、このイラストです。
「上を向いて、微笑を絶やさずに、いつもの貴女らしく!」
イラストは私にそう語りかけました。
私も精一杯の微笑を返しました。
「そう!」
有紀さんの目が光りました。
背筋を伸ばし、記者会見場へと向かいました。
言葉よりもっと直接的に、魂に語りかけてくる、そんな絵を描けたらなんと素晴らしいことか。
私の本職であるシステム開発、ウェブサービスにおいても、コストパフォーマンスやロジック一本やりではいいものはつくれません。
魂に直接響く、そんなサービスを世に送り出していきたいとつくづく思います。
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