ターシャ・テューダーは、現在91歳。ご存知の方はいらっしゃいますか?
アメリカの子供達にもっとも愛されている絵本の挿絵画家なのだそうです。
彼女は、ニューイングランドのバーモントで1830年代の生活様式そのままに一人暮らしをしています。
30万坪という広い敷地には花が咲き乱れ、コーギ犬と、とりや動物達とともに自然の中で心豊かに暮らしています。
電気よりやさしい光が好きだからと蜜蝋でろうそくを作り、暖炉に薪で暖をとり、旬の果物がジャムになって瓶詰めされてたくさん並んでいます。
自給自足の生活は、生きるためだけに時間を費やすように思いがちですが、そのとてもなだらかな時間を楽しむことが大事だといいます。
バーモンドは、1年の半分が雪に覆われるそうです。
雪が降る前に春に咲くチューリップの球根を植えなければなりません。200個、いや300個も植えるのだそうです。観賞用です。
半年待ってやっと花々が咲き乱れる春が訪れます。
なんてすばらしいことでしょう。待つに値する感動だそうです。
私もいつか田舎暮らし(自然とともに生きる)をしたいと思っています。
土地探しから始めるには、そろそろ考えなくちゃと焦ったりしていました。
ターシャが一人暮らしを始めたのは57歳からだと聞いて、まだ10年もあるなぁとチョッと安心しました。
まだまだ今、やらなくちゃいけないこともあるから。
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