対馬の林業関係、市議会関係の皆さんとご一緒して諫早にある「農林バイオマス3号機」の見学会に参加しました。
「バイオマス・ニッポン総合戦略」の閣議決定から時間が経過していますが、山林を抱える長崎県、特に経済不況に直面する離島対馬は、杉、ヒノキなどの山林間伐材を活用する植物系バイオマスエネルギーへの期待がことのほか大きくなっています。
高カロリーでかつクリーンなガス燃料を発生する「農林バイオマス3号機」は、九州沖縄農業研究センターと長崎総合科学大学が共同で開発し、諫早で稼動しています。
見学会には民主党代表代行の菅直人代議士や長崎県選出の山田正彦代議士(ネクスト農林大臣)もお見えになり、見学を終えた意見交換の場では、研究者と企業、林業関係者、中央および地方政治の各界間で活発な論議が交わされました。
「対馬の皆さんとまた会える」と欣喜雀躍して参加した私でしたが、エコロジーやビオトープ、地域循環経済に強い関心を持っている私にとっては貴重な勉強の機会になりました。
菅直人さんの博識と熱意にも驚かされました。飾り気のない素敵な紳士でした。
ご病気を押して輸入牛肉問題で活躍されてきた山田先生も健康をすっかり取り戻されたようで安心しました。
帰途、久々にお会いした対馬の皆さんとお食事をしながら、対馬の政治経済の現状についてお話を伺いました。
政策ブレーンとともに密かに構想を練っている経済活性化試案を打診してみようとも考えたのですが、久々の再会に話が盛り上がってしまい、切り出せないままでした。
いい機会だったのに、ちょっと残念でした。
対馬に住み着いてくれというご要望にはちょっと困りましたが、住処は確保するという嬉しいお申し出に、対馬の青い海と緑の自然、人懐っこい笑顔が浮かび、近日中に必ず対馬を訪問するお約束をして皆さんと別れました。
素敵な素敵な再会でした。
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