先日から無洗米を使い始めたのはいいけれどほんとうに洗わなくて大丈夫なのかしらと、全国無洗米協会さんのHPを見ていたらショッキングな記事を見つけてしまいました。
以下、全国無洗米協会さんのHPから引用
東京湾の汚染原因のうち工場など産業系の排水は20%にすぎません。家庭排水はトイレの排水と台所や風呂場・洗濯から出る生活雑排水からなります。生活雑排水の汚染原因の大半は台所の炊事排水です。炊事排水の中でお米のとぎ汁にはリンやチッソなどの栄養素が多く含まれています。
これらの汚染物のうちチッソやリンは無機質であるためバクテリア分解に頼る通常の下水処理施設では分解処理されずに河川、湖沼や海洋に放出されてしまいま す。下水処理技術の高い下水処理場でも、チッソ53%、リン34%が処理しきれず素通りしてしまいます(東京都下水道局のデータより)。チッソ、リンが水 の富栄養化をもたらし、水道水の嫌な臭いや、赤潮、アオコなどの発生原因になってしまうのです。
お米は日本人の主食、そのとぎ汁が環境汚染?考えてもみませんでした。
ベランダに植木鉢を置いたのがきっかけで、とぎ汁は植木に与えるようになっていましたので、私は大丈夫なんて言い訳をいっている場合ではないようです。なんとかいい方法はないものかと考えるようになりました。
で、とぎ汁の使い道って結構あるんですよ。
・植木の水やりのかわりに
水のかわりに米のとぎ汁を上げてください。とぎ汁の栄養分が植物に吸収されます。
・フローリングのワックスに
米のとぎ汁を床にスプレーしてしばらくして乾拭き、もしくは米のとぎ汁をつけて雑巾を固く絞って床を吹いてください。
・野菜の下茹でに
牛蒡や大根を下茹でするときに使うとアク抜きになります。
私は、きんぴらを作るときによくとぎ汁につけます。
・食器洗いに
荒い桶に溜めておいて、食器を洗います。汚れのひどいものでなければ洗剤なしでもきれいになりますよ。
東京湾の負栄養分の殆どは荒川経由
の農業廃水によるものです。
肥料のやりすぎが長年続いていて、その
対策は結局出来ていません。
水田の農薬は少なくなりましたが、肥料
は減量出来ていない。
現在の米作りは減農薬は言っても肥料
については誰も言わない。
米の磨ぎ汁なんて問題にならない。
無洗米は実は製品化するときに、凄い
磨ぎ汁が出る。それを処理しているという
話は聴きません。
業者の都合の良い話はあまり信用しない
方が良いと想います。
なを、コンテナや植木鉢には磨ぎ汁は使わない方が良いという話も聴きます。
地面に植えたものには効果はあるのは
確かです。
戸建ての方は庭に撒きましょう!
投稿情報: 池田晴哉@湘南茅ヶ崎 | 2007年5 月15日 (火) 21:28
池田晴哉@湘南茅ヶ崎さんへ
農薬についてはこれからみなさんが関心を持つべきところだと思います。私ももっと勉強していきたいと思います。ありがとうございました。
投稿情報: こくぼのりこ | 2007年5 月17日 (木) 13:30