ご縁があって櫛田 佳代さんの書かれた「ビッグイシューと陽気なホームレスの復活戦―The big issue Japan」をメルマガで紹介させていただいた。
それから実際に街頭でビッグイシューを販売しているホームレスの方々を見かけるようにもなった。
好んでホームレスをやっている人はほとんどいないのではと思いつつ、見過ごしていました。
そして今日、新宿公園のホームレス50人と清掃活動を行っている「グリーンボランティア530」の代表を務める津田政明さんを知りました。
ホームレスの方々に受け入れてもらえるまでに津田さんの本気が試され、一緒に活動を行えるようになるまでご苦労と時間がかかったようだ。
清掃活動を行うことは、自立の第一歩につながると津田さんは言っている。
とおりすがりの方々から感謝の声をかけられるようにもなり、感謝される喜び、役に立っているという喜びが生きがいにつながっていくのかもしれない。
「
今後は将来の受け皿として、住み込みで農作業に取り組む環境などを用意し、自立へ繋げていきたいと考えている。今は自分がいなくてもゴミ拾いは行われるようになった。今後ホームレスの中からリーダーが育ち、この活動を任せられるようになれば最高だと思う。
」
と津田さんは言っている。
公園の青いテントや、駅でダンボールにくるまっているホームレスをみても、見ないふりしてしまう。
最近は、都会だけの話ではなく、地方でも見かけるようになってきた。
排除するだけでなく、彼らが自立する方法はないものだろうか?考えてみたい。
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