なかにし礼の同名直木賞受賞作を吉永小百合と渡哲也のコンビで映画化。かつて日本三大花街のひとつと言われた長崎の丸山を舞台に、伝説の芸者、愛八姉さんと歴史学者の古賀十二郎との恋の行方を描いた物語です。
舞台となった料亭花月は坂本竜馬が刀傷をつけた柱があることで今でも観光客がよく訪れる場所です。
私もお客様がくるたびに花月にお連れしています。
「料理」も「お部屋」も「お庭」も「おかっつぁま(女将さんのこと)」もみんな素敵ですが、私の一番のお気に入りはビードロの窓ガラス。
一枚一枚手作りで、まっ平らでないところがいい。外の景色が陽炎のように歪んで見える。
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